2017年5月13日土曜日

【新進気鋭日本画展】ギャラリートーク&ミニコンサート

東海地方にゆかりのある若手日本画家の活動を紹介する「爽和の会」
6階・美術画廊で開催中の「新進気鋭日本画展」では、古くからの技法を踏襲しつつ独自の新しいセンスを融合させた、5名の作家の作品を展示しています。

石川幸奈の凛とした美人画、どこかポップな古家野雄紀の群像図、大胆かつ繊細な玉井伸弥の動物画、山本真澄の描く神秘的な子どもと鶏、線の美しさにこだわった坂根輝美の美人画。
個性あふれる作品の数々を、ごゆっくりとお楽しみいただけます。

本日は午前11時~、午後2時~の2回、ギャラリートーク&ミニコンサートが行われました!
古家野雄紀、玉井伸弥、山本真澄の各先生と、東海地方を中心に活動しているギタリストの成瀬明氏ピアニストの草野由花子氏をお招きしての、スペシャルプログラムです(*´ω`*)

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雰囲気たっぷりのジャズアレンジの演奏の後、3名の先生から、作品についての解説がありました。

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山本先生のこだわりは子どもの瞳の色だそうです。黒ではなく、神秘的な緑。子どもという存在を「神と人との間」と捉えている先生の世界観が表現されています。
玉井先生は大学を出たばかりで、まさに新進気鋭という言葉がピッタリ。生き物をモチーフにしている先生ですが、龍など架空の生き物は先人の作品に学ぶところが多いと言います。これからも研究を重ねていきたいとのお話でした。
古家野先生の作品は「生命」をテーマにした群像図。生命の根源を表す螺旋形と、細胞をイメージしたラメ使いが特徴的で、今後の活躍が期待される作家のお一人です。一見ポップな作風ですが琳派など古典絵画の影響も見られ、そのミックスバランスもお楽しみいただけます。

演奏のお二人もまた、名古屋を中心に広く活躍されています。
しっとりと、少し哀愁を感じさせる草野さんの鍵盤ハーモニカと成瀬さんのギター。
趣きのある絵画に囲まれての演奏に、観客の皆さんもすっかり魅了された様子!

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お足もとの悪い中お立ち寄りくださった皆さま、どうもありがとうございましたヽ(´∀`*)ノ

「新進気鋭日本画展」は5月15日(月)まで、6階美術画廊で開催中です。(※最終日は午後4時閉場)
若手作家たちのフレッシュな感性に触れてみませんか?
ご来場、お待ちしております(*・∀・*)


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