繊細かつ豪華な絵付けが特徴の九谷焼。その中でも、にじみにくい赤の色絵の具の特性を活かし、器全体に「細描」と呼ばれる細かい描き込みを施したスタイルは「赤絵」と呼ばれています。
その超絶技巧を受け継ぐ数少ない作家の一人が、米久和彦(こめきゅう かずひこ)先生です。
赤絵の具で器全体にぎっしりと描き込まれた文様は、遠くから見ると薄紅色に見えて、とっても華やか。
飾っておくだけで空間が華やぐ、素晴らしい作品です。
さらに米久作品の見どころは、高い技術が要求される緻密な絵付け。
なんと、この細かい文様は、すべてフリーハンドという神業!!
今週末には、その神業を実際に見せていただけます!o(>∀<*)o
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4月29日(土・祝)・30日(日)
米久和彦先生 来場 絵付け実演
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4月29日(土・祝)・30日(日)
米久和彦先生 来場 絵付け実演
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ため息が出るほど緻密な絵付け。製作期間はどれくらいかかるのか、先生ご自身に伺ってみましたら。。。
「器の大小によって変わるわけではないのですが、このくらいの小さい物でだいたい1ヶ月はかかります」とのことΣ(・ω・ノ)ノ!
絵を少しずつ描いては焼き、描いては焼きを繰り返して、作品を作り上げていくのだそうです。
「赤絵細描 米久和彦作陶展」は5月2日(火)まで。(※最終日は午後4時閉場)
ゴールデンウィークには店内各フロアでさまざまなイベントを開催いたしますが、美術画廊にもぜひ足を運んでいただきたいと思います♪