2014年7月30日水曜日

画業60周年記念 松本零士先生によるトークショー

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本日、松菱では午後3時より「松本零士先生によるトークショー」を開催いたしました!
会場には100人以上のファンの方々にお越しいただき、美術画廊は満員御礼。
これも一重に、松本零士先生が作り出してきた作品が、見る人の心に強い印象と感動を与え続けているからなんだろうなぁと思いつつ、トークショーの様子を撮影させていただきました。

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トークショーでは先生のお話しに加え、お越しいただいたみなさんからの質問へもお答えいただきました。
お話し好きとのことで、大変積極的に様々なことをお話しいただきました。

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例えば…

「最近の子供たちはしてはいけないと言われることが多すぎるように感じていて、とても心配している…私はライオンと戦いたくて、アフリカまで行った。けれど、向こうもやる気のある相手が近づいてくるとそっぽを向いてしまう。私に向かってきてくれたのは、水牛の群れだけでした。おかげで2、3頭倒すことができました。」

「戦争というものを体験することができたのは、私にとって大変貴重な資料です。亡国の民として生きるということ…私は今でも自分を亡国の民だと思っておりますが…」

「漫画というものは、体験しないと描けません。殴られるシーンを描くのは、殴られないと描くことができないのです。」

「旅行に行ってガイドさんに、ここに行ってきたと言うと驚かれる。そんな場所は危険だと。私は旅をして危ない目にあったことは一度もありません。旅をすることはとても楽しい。」

あくまで私の感想ですが、なんてアグレッシブな方なのでしょう・・・!
戦争という体験を、貴重な資料とおっしゃった松本零士先生は、初めてモスクワに招かれた際も「寒いのは大変苦手だけれど、どれぐらい寒いのだろうか、行ってやろうと思った」というお話しもされました。
先生の中では全ての体験・知識・思想が作品作りのきっかけと、掘り下げ、展開へと繋がっていらっしゃるのではないでしょうか。
物事に対する松本零士先生の貪欲さに、これからまだまだたくさんの素敵な作品が生まれてくる予感がいたしました。

…と、私の感想はさて置き、その他、ご紹介しにくいお話し(笑)から、飼われている猫のお話しまで、過去と現状と未来に先生の思考を織り交ぜ、大変内容の濃いトークショーでした。
トークショー終了後、先生の休憩を少し挟み、会場内にて12万円以上お買上いただいた方先着25名様へ、先生のサイン入り色紙をプレゼントするサイン会を開催。

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その場で松本零士先生が手書きでサラサラとキャラクターを描き、サインとご希望のお名前を入れていただきます!
��枚ずつ異なるキャラクターが描きあがる毎に拍手が起き、嬉しそうな皆さんの表情にこちらもにこにこ(´∀`*)

「画業60周年記念 松本零士の世界展」は8月5日(火)まで、6階美術画廊・催事場にて開催中です♪

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会場には、松本零士先生が描かれた原画・書画16点をはじめ、セル画、版画を70点以上展示販売いたしております。
画集やグッズなどもご用意いたしておりますので、ぜひお越しください!!

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▼画業60周年記念 松本零士の世界展はこちらから
http://www.tsu-matsubishi.co.jp/php/topics/detail.php?id=1532