2013年8月23日金曜日
不要になった新品の鉛筆&消しゴムを松菱へお寄せください!
松菱では、9月4日(水)~9日(月)の期間中、1階ウェルカムコートにてアフリカンハンズによる「アフリカ雑貨&ティンガティンガアート展」を開催いたします。この会場へ、皆様のご家庭で不要になった新品の鉛筆・消しゴムをお持ちください!
アフリカンハンズスタッフが、集まった筆記用具を今年の11月に現地へ赴き、子供たちの手にしっかりわたるまで見届けます。
「アフリカンハンズ」は、松阪市の古民家でアフリカの人々が作った雑貨や、アフリカの伝統画法ティンガティンガという絵を販売されています。
先日、ちょうどオフだった私はさっそく行ってお店に行ってまいりましたので、ご紹介いたします(0∀0)ノ
津にある私の家を車で出発し約40分。
松阪市の丹生寺町の阪内川沿いの松尾小学校側の道を南に進むと、右手に「アフリカンハンズ」の看板が!
「ちょっと分かりにくい場所にあるので…」とは聞いていましたが、まさに!
というのも、こちらのお店は松阪市に多数ある古民家をそのまま利用しているため、看板がなければ一見普通のお宅なのです。
「いっ(・ロ・; 三 ;・ロ・)入口はどこに?!」
上の写真の左側の窓に、雑貨が並ぶのが見え「入口…というよりも、玄関!」と思いながら、お邪魔させていただきました。
入るとそこから先は別世界!
ティンガティンガ(写真下)や雑貨がずらり。
ひとしきり店内を拝見させていただいた後、アフリカンハンズの一人、レーナーさん(※日本の方ですが本名です)から改めてお話を伺わせていただきました。
「アフリカンハンズ」は、お店をしたかった…わけではなく、アフリカの素晴らしい文化を日本にもっと知ってほしい、そして、アフリカにまだまだたくさんいる貧困層の人々の力になりたい、そう活動してきた結果が現在のお店に至っている(お店は活動の一つ)とのこと。
自分たちの生活のために、日々作っている現地の人たちの民芸品は、アフリカ独自のカラフルで美しいものが多く、その表情もとても豊か。
この作品を見れば、日本人の中でアフリカに対する意識がきっと変わる!
彼女たち・彼らの作るものを日本で広めるには…?
私たち日本人にとっては当たり前にある、S・M・Lなどの服のサイズや、同じ商品として店頭に出すには大きさや色合いに違いがあっては商品になりません。もちろん、フリーサイズの服もありますが、フリーサイズとは一般的にM~Lや、一般的な体系のMサイズに近いサイズのこと。出来上がった服のサイズはよくわからないけれど、着てみて入る人が買えばいい…では話しにいならないのです。
アフリカンハンズは、そうした部分を現地の人たちに伝え、お互いアイデアを出しあい、一緒に日本で販売するための商品を作っていらっしゃるそうです。
ともに商品を作りあげていく中、アフリカの中で特に社会的に立場の弱い女性たちが手に職を持つことで自立し、社会へ参画していくシステムを構築することがアフリカンハンズの目指す場所。
このお店の商品はそうした流れで店頭に並んでおり、また、成長過程にある商品たちでもあるのです。
そういうお話しを伺って、もう一度店内をぐるりと回ると、ひとつひとつを見る目が変わります。
ほとんどのが手作りで作られているアフリカ雑貨。
一つ一つに味があり個性も豊か。
多少の違いはむしろ自分だけの一点もの。
そんな部分を楽しむこともできます。
ちなみに、私はこの木のトレイが気に入ったので購入させていただきました☆
像、シマウマ、サイの絵が描かれているのですが、上の像は耳をばたつかせてこちらに走ってくるような迫力。実際に追いかけられたことがある(?)からこそ描ける像なのでしょうか…。
他にも可愛くて欲しいものはたくさんあったのですが、現在9月4日(水)より開催する松菱での販売に向けて、もう一人の方がまさにアフリカで商品を買い付けに行っている真っ最中とのこと!
どんな商品が松菱にやってくるのか楽しみですね((*0∀0*))
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【アフリカ雑貨&Tinga Tingaアート展】
会期:9月4日(水)~9日(月)
会場:1階ウェルカムコート
「アフリカンハンズ」のスタッフが直接現地に出向き、 商品のデザインや制作から一緒に取り組んだ商品を販売いたします。
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鉛筆と消しゴムは、上記会場にて同期間中に募集いたしております。
「誰かにお願いして、どこの誰に渡ったのか分からない支援よりも、私たちが今関わっている人たちから、まず出来る支援をしていきたいんです。」
募集しているのは鉛筆と消しゴムです。
それも、新品の物でお願いいたします。というのも、渡す相手はアフリカの子供たち。誰かは新品なのに、私の鉛筆は半分削ってある…子供たちの気持ちを考え、削っていない鉛筆や消しゴムを募集させていただきます。
また、「支援したい!」と思われる心から、消しゴムや鉛筆をわざわざ購入してお持ちいただく方もみえるかもしれません。その気持ちも大変嬉しいものですが、ご家庭に鉛筆・消しゴムがない場合は、ぜひ会場で現地の人たちがその手で作った商品を手に取っていただき、気に入ったものがあれば購入いただければと思います。
数百円の雑貨から、ファンも多いティンガティンガのアートまでご用意いたしております。この催しを機に、アフリカへ興味を持っていただく方、アフリカの魅力が少しでも皆様に広まれば幸いです。
どうぞ、お越しください!
お待ちいたしております(*・∀・*)ノ